第81回日本消化器外科学会総会 参加報告

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第81回日本消化器外科学会総会 参加報告

2026年7月15日(木)〜17日(金)に神奈川県横浜市・パシフィコ横浜にて開催された第81回日本消化器外科学会総会に参加いたしました。

1日目には、当科から多くの医師が参加いたしました。佐伯教授がシンポジウムの司会をお務めになられ、酒井先生がパネルディスカッション「食道胃接合部癌手術における高位での吻合をどうつなぐか?」、佐野先生がワークショップ「胃癌遠隔転移に対する治療戦略 ―Conversion手術とオリゴ転移へのアプローチー」、栗山先生がシンポジウム「長期成績からみたロボット支援下食道切除術のメリット・デメリット」で発表いたしました。その他、中澤先生、小澤先生、鈴木、藤田先生が発表いたしました。また、総合外科学講座 講座主任の調 教授が理事長講演をお務めになり、消化器外科の現状と未来についてお話しいただきました。

2日目も、当科から多くの医師が参加いたしました。

佐伯教授が「著者と査読者の融合の力で作りあげる医学論文」のディスカッサントを務められたほか、ランチョンセミナー「食道癌免疫療法の現状を改めて考える~チスレリズマブの臨床使用経験をふまえて~」の座長を務められました。また、岡田先生がUnder40委員会サージカルセミナー「直腸低位前方切除の直腸授動、直腸切離」の司会を務められました。

一般演題では、木村先生が「進行食道胃接合部腺癌と胃癌に対する化学療法の予後因子に関する後方視的解析」、白石先生が「経肛門アプローチ併用直腸切除術における腹腔鏡とロボット支援の術式選択と治療成績」、岡田先生が「当科における腹腔鏡デバイスを用いたDa Vinci X・Xiでのロボット支援右側結腸癌手術の教育と現状」、河原が「切除不能進行胃癌・食道胃接合部癌患者の治療前体組成が予後に与える影響」について発表し、各会場で活発な討論が行われました。

3日目は、当科の佐伯教授の特別企画:これからの消化器外科医の技術資格を考える「食道外科専門医制度の現状と課題」や、塩井先生の要望演題「切除不能因子を有するステージⅣ大腸癌症例における治療経過とConversion surgeryの治療成績」をはじめ、片山先生、小野、群馬県立がんセンターの宗田先生、内田先生の発表があり、最終日も活発な討論が行われていました。

医学論文の作成・査読や若手外科医への手術教育、胃・食道胃接合部癌に対する薬物療法と予後、大腸癌に対する低侵襲手術、手術・周術期管理、診断、薬物療法、多職種・他診療科との連携、消化器外科医の働き方など、臨床と研究の双方にわたる内容の多くの知見を得る貴重な機会となりました。本大会テーマである「融合の力」によって、より良い医療などを提供することができるよう考えを深める機会となりました。

学んだ内容を今後の診療や研究活動に還元できるよう引き続き精進して参ります。今後も、みなさまのご支援を賜りますようお願い申し上げます。