第21回群馬和漢診療フォーラム 開催報告

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第21回群馬和漢診療フォーラム 開催報告
2025年9月10日(水)に 第21回群馬和漢診療フォーラムが開催されました。
教育講演では、群馬大学総合外科学講座 講座主任の調 教授の座長の下、当科の白石先生が「外科治療の補助療法としての漢方薬」の講演を行いました。大建中湯や補中益気湯の使用経験やデータなどについて、すぐに日常臨床でも使用可能な内容でした。
特別講演では、当科の佐伯教授が座長を務め、藤田医科大学病院 総合消化器外科 先端ロボット・内視鏡手術学講座 教授 大塚 幸喜先生から「大腸癌周術期における漢方の有用性」についてご講演いただきました。Da Vinci SPやHugo、Hinotoriなどロボット支援手術についての内容、結腸癌の周術期における大建中湯のエビデンスや使用経験、直腸癌に対する術前前処置として桃核承気湯についてなど、最新の知見や日常臨床ですぐに使用可能な知識まで、幅広くご講演いただきました。大変有意義な時間で、勉強になり、モチベーションも上がりました。

