第9回群馬ヘルニア研究会 参加報告

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第9回群馬ヘルニア研究会 参加報告

2025年1月25日(土)、群馬県庁32階 官民共創スペースNETSUGENにて、第9回群馬ヘルニア研究会が開催されました。
本研究会は、ヘルニア治療に関する最新の知識と技術を学ぶ貴重な機会となり、県内から多くの医師が集まりました。


ハンズオンセミナーでは、特別講演でお越しいただいた今村先生のご指導のもと、希望者が実際に縫合や運針の練習を行いました。特殊な角度での縫合手技や、実践的な技術の習得に多くの参加者が熱心に取り組み、非常に有意義な時間となりました。

一般演題第1部では、当科の上原弘聖先生が「当科における腹腔鏡下ヘルニア修復術に対するAcrosurgの使用経験」について発表し、質疑応答では活発なディスカッションが行われました。

一般演題第2部では、当科の岡田拓久先生が座長を務め、興味深い発表が続き、参加者にとって非常に有益な時間となりました。

特別講演としては、四谷メディカルキューブの今村清隆先生による「腹壁瘢痕ヘルニア診療:基本、応用、そして最新治療の展望」を拝聴しました。今村先生は、腹壁瘢痕ヘルニアに対する新しいアプローチを紹介され、診断から治療に至るまでの最新知見を丁寧に解説してくださいました。特に、複雑な症例に対する治療法の進歩や、修練の重要性に触れられ、参加者一同深い感銘を受けました。

今回の研究会とハンズオンセミナーを通じて得られた知識や技術を活かし、今後もヘルニア治療の向上に尽力してまいります。このような貴重な学びの場を提供いただき、心より感謝申し上げます。