第80回日本大腸肛門病学会学術集会 参加報告

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第80回日本大腸肛門病学会学術集会 参加報告

2025年11月14日(金)・15日(土)に、グランドニッコー東京 台場で開催された第80回日本大腸肛門病学会学術集会に当科から白石先生、岡田が参加しました。また現在、がん研有明病院に国内留学中の小澤直也先生も参加していました。

白石先生は「化学放射線療法後の直腸癌に対する選択的側方郭清と治療成績」について、岡田は「当科での経肛門アプローチ併用手術を活用した潰瘍性大腸炎に対する3期的大腸全摘の工夫」を一般演題で発表しました。

小澤直也先生は、パネルディスカッションで「体腔内吻合を行った右側結腸癌手術における腸管前処置とSSIとの関係」について、ハイボリュームセンターからの術前抗生剤投与の有用性などについて発表していました。非常に充実した診療などを行っているようで、群馬県への今後の貢献を期待しています!

またランチョンセミナーで、白石先生が「直腸切除術における新戦略:TTSS(Transanal Transection and Single-stapled Anastomosis)の併用による臨床的意義」として、最新の直腸癌に対する手術手技を講演されました。会場はほぼ満席で、講演後に質問も多く受けており、TTSSに対する当科での手術レベルの高さや関心の高さを感じました。今後も群馬から様々な発信を続けていきたいと思います。

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