留学記:栗山健吾先生

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留学記:栗山健吾先生

栗山健吾 がん研究会有明病院食道外科医員

Kengo Kuriyama

私は2022年4月より国内留学という形でがん研究会有明病院食道外科にレジデントとして勤務しています。がん研究会有明病院は食道切除術が年間130-140例と国内有数の症例数を誇り、胸腔鏡手術はもちろんロボット支援下手術、縦隔鏡手術など、様々な手技を経験できる施設であります。年次の経過とともに徐々に執刀する機会も増え、最近では胸部執刀やロボット手術の部分執刀もさせていただいております。2023年度は日本胸部外科学会定期学術集会、2024年度は日本食道学会学術集会の主催も経験致しました。食道外科部長の渡邊雅之先生を始めとする食道外科スタッフの先生方の温かいご指導のもとで研鑽を積んでおります。やる気と能力に満ち溢れた同世代の外科医が全国から集まっており、毎日のように手術ビデオを見て意見を言い合ったり、周術期管理のディスカッションをしたりと刺激的な日々を送っています。全国の外科医に知り合いができるのも大きな魅力で、忙しくも充実した毎日です。